ニホンミツバチを捕獲するまで

ニホンミツバチ

素人がニホンミツバチを捕獲するまでの話(捕獲という文言が適切かは一旦横に置いておく)里山の擁壁上でときどき見かけるニホンミツバチの巣箱、急に自分も飼いたくなったので色々調べてチャレンジすることにしてみた。結果なんとか群れを一つ捕獲出来たが、如何せん初心者のため、このやり方が正解という気はなく一例として見てくれればと思う。あとは自身の備忘録として。

タイムスケジュール(実績)
  • 24年11〜12月 待ち箱作成 
  • 25年 3月 上旬 蜜蝋ぬり
  • 25年 3月 中旬 待ち箱設置   ※関東は例年3月下旬から分蜂するらしい

分蜂時期は地域によって差があるため細部はこちらから確認されたし

準備した物

⚫️ 待ち箱×12 

ニホンミツバチは中古物件がお好きということなので年末あたりから待ち箱を作成し、数ヶ月雨ざらしにして匂いを抜いておいた。材料は近所のホームセンターで購入できる杉板と合板をメインに使用。待ち箱を購入した場合一個当たり1万円ほどするが、自作すれば数千円程度だと思う。細部は次回以降で

⚫️ ニホンミツバチの蜜蝋 200g

初めての人でコネがない人は買うしかない代物。通販でも買えるが今回はメルカリで購入。金額は50gで1000円前後が多い。まさかとは思うが、西洋の蜜蝋を掴ませられないためにもメルカリの出品者情報は念入りに見た方が良い。

⚫️ 待ち箱ルアー×5 週末養蜂家ショップ

キンリョウヘンがニホンミツバチの誘因(探索蜂)には一番良いと聞くが欲しい時期には高すぎて手が出なかったため今年はルアーで誘引をする。キンリョウヘンは来年以降のお楽しみにとっておく。

待ち箱設置状況

良い場所も良い立地もわからないため、今回は置けるところに置く戦法で挑む。初めての人にとって設置場所が一番の関門かもしれない。知り合いが多ければ問題ないが、無断で他人の土地に設置することは出来ないため、多くの場所に設置するのはそれなりにハードルが高い。自宅に設置できる個数には限界があり、この時点では多くの場所に置くことが群れを確保する第一条件だと思っていた。

待ち箱設置状況図

待ち箱ルアーをケチって5個しか買わなかったため、ルアーの効果を実験するという大義名分のもとメイン5ヶ所に2個ずつ10メートルほど離して設置

自宅と法面上は倉庫で寝かしていてもしょうがないのでとりあえず設置という感じ

結果速報(5月中旬時点)
四面巣門に変更後の動画

4/27(日)になんとか群れを一つ捕獲したが予想外の場所だった。それはあまり気合が入ってない自宅戸袋上。予想外の結果にびっくり。現時点で待ち箱を12個設置して入ったのは1個のみ。初心者はこんなに打率が悪いのか、それとも良い方なのかは残念ながらわからない。経験者でも打率は3割程度と聞くのでこんなものなのか今後考察していきたい。

現時点では待ち箱ルアーを付けた巣箱に入居がないため、ルアーの効果は不明だ。ただ、捕獲した群れの巣箱はルアー無しだったので誘因効果より設置場所の方が重要?ということか

今年は、全体的に例年より分蜂時期が遅れたようだ。夏分蜂?と呼ばれるものが今後あるようなので少しだけ期待している。

主に参考にしたサイト

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