ひょんなことからハーフライフリング銃身でスキート射撃を行う機会があったので、参考程度に結果を書いてみたいと思う。
スペック
使用銃:M870 スラッグ銃身(ハーフライフル照星照門)
使用弾:9号
ルール:ジャパン
腕:8割程度、たまに行くと7割五分 ※過去記事参照
結果
1ラウンド:7枚
2ラウンド:11枚
結論から言うと、全く当たらないわけではないが高得点をとるのは難しい。スキート銃で8割撃てる人であれば、練習次第では14〜15枚ぐらいはあたるかなといった印象。それと初めて照星照門の銃身で射撃をしたがクレーに対しては狙いが難しい。リブ銃身の有り難みを改めて実感した。
高得点をとるのが難しい理由
撃ち始め前に数発試射を行い分かったことは、ショットパターンが専用銃よりかなり広がること。具体的には約30mで4、5メートルぐらいに広がる印象。巷でよく聞かれるようなドーナツ状に着弾し、真ん中が抜けるといった感じはなかった。スコアから分かるとおり、3〜5番射台は距離があり、あたりづらいが1.7.8番のような比較的クレーとの距離が近い射台は問題なく当たる。
ハーフライフル銃身と言っても様々なメーカーから販売されており、全ての銃身に今回の結果があてはまるわけではない。
実猟への応用
今回の結果を踏まえ実猟での使用を考えてみると、ハーフライフルでバラ弾を使い、獲物を射獲するのは接近戦でなければ難しい。例えば大物猟をしていてヤマドリや池に鴨などがいても、ある程度の距離があれば適切な号数の弾があっても捕獲は困難だろう。
余談
一度は試してみたかったハーフライフルでのスキート射撃。もう二度とすることはないが、どのようなショットパターンなのか、また実猟でのおおよその射程などが分かった点は収穫であった。
※お試しの際は射場の許可をもらって自己責任で行ってください。
コメント