鹿笛猟での鹿の行動パターン(関東里山編)

大物猟

はじめに

過去の経験をもとに発情期のシカの行動パターンを考察し捕獲数の向上を図るための内容。

鹿笛猟のやり方(参考)https://www.youtube.com/watch?v=bZoGwtwnSXw&t=300s

鹿笛猟の様子(参考)https://www.youtube.com/watch?v=Udna7ueHq-E

鹿の行動パターン

  1. 喧嘩にくる個体(7割)
  2. 様子を見に来る個体(3割)
  3. チラ見して逃げる個体(若干)

1喧嘩にくる個体
喧嘩にくる個体は過去例外なく三段角だった。中には小さな三段角もいたがほとんどは立派なオスジカだった。これらの個体を射獲する難度は低い。多くの個体は約15mまで接近し威嚇してくるから射撃の腕はほとんど必要ない。横を向いて止まったところを撃つだけだ。また、据銃動作などこちらの動きについてもあまり神経質になる必要はない。最低限ゆっくり行うだけでよい。こちらが少々動いたところでオスジカだと向こうは思っているためだ。何度か射獲せず静かに動きを観察していると面白い発見があった。一つ目は、こちらの周りをゆっくり二周して来た道を帰る個体。二つ目は、最接近場所の手ごろな木で角研ぎを始める個体。三つ目は、こちらに向かう途中でヌタ浴びしてからくる個体。全ての個体で共通していたのは、こちらと目があっても逃げないし、最接近場所(約15m)で5〜10分程度は威嚇行動を行うことだった。

2様子を見に来る個体
これらの個体を射獲する難度は1に比べ高い。目があった瞬間走って逃げる個体や据銃動作で逃げる個体の割合が高くなる。中には三段角もいたが共通していたことがある。同じ場所で以前パターン1の個体を捕獲している場合に多かったことだ。つまり、縄張り内の二番手、三番手が出てきた可能性ということか。ただ、場所によっては三日連続でパターン1の個体を捕獲したこともあるのでなんともいえない。これらの個体の多くは若いオスジカで一部小型の三段角とメスが混じる状況だった。最接近は30〜100mで個体によって様々だった。何かを警戒している様子に見えるがこちらの場所を特定できていない場合はしばらくその場にとどまっていることが多かった。

3チラ見して逃げる個体
これらの個体はコール猟で最も難度が高い。距離50〜150mで一瞬チラ見して遠ざかっていく個体だからである。若いオスジカが多いが中には立派な三段角もいた。あとは子連れのメスジカだ。メスジカの場合はしばらくしてから警戒して鳴く個体が多かった。見通しが良い場所であれば射獲できるが多くの場合見送ることになる。また、距離がある程度あり下草が多い場所などはこちらが発見できなかった個体もいくつかいただろう。

まとめ

鹿笛猟で捕獲数を増やすポイントはパターン2の個体の取りこぼしを減らすことである。重要事項は二つ、獲物より先にこちらが発見することと獲物の死角になった時に据銃することだ。つまり、気づかれるより先に発見して射獲することが重要ということだ。

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