ハーフライフリング銃身のM870でスラッグ弾の集弾をテスト

射撃

初めに

サボット弾の高騰や入手困難な状況を踏まえ、ハーフライフリング銃身M870で50mでのグルーピングをチェックした話。流石にA-boltで普通のスラッグを撃つ気にはならないし、実猟でも比較的取り回しが良さそうなレミントンM870を導入しようと考えていた。サボット弾の件もあるし、当初はスムースボア銃身で探していたが、昨今のレミントンの状況では入手困難であり仕方なくハーフライフリング銃身のM870を購入することになった。購入先の銃砲店曰くハーフライフルで普通のスラッグを撃っても特に問題ないと、むしろグルーピング良くなるかもよとの嬉しい言葉をいただくことも出来た。

比較装弾

流通が多く値段もリーズナブルな次の二種類でチェックしてみた。

  1. レミントン RXP-S RS 12番
  2. レッドバードフィールドスラッグ 12番

射撃条件

  • 使用銃:レミントン M870 エクスプレスシンセティック 
  • 銃身:12-20” ハーフライフル照星照門
  • 光学機器:スコープ8倍
  • 距離:50m(屋内)
  • 姿勢:レスト
  • 射弾数:5発
  • 射弾間隔:約30s
  • その他:機関部にマウントを取付済み

結果

1.レミントン RXP-S RS

※1発弾痕不明

2.レッドバードフィールドスラッグ

まとめ

レミントンの装弾はまとまりが悪かった。以前使用していたレミントン11-87のスキート銃身でスラッグを撃った時と同程度。オープンサイトでかつ接近戦しかやらないのであれば問題ないレベル。逆にレッドバードは良い意味で予想を裏切ってくれた。正直、ここまでまとまるとは思っていなかった。50mで約5㎝に集弾するので実猟でスコープを乗せて使用しても本州の里山レベルであれば全く問題ないと感じた。このグルーピングの良さがハーフライフリング銃身によるものなのか、弾の相性によるものかはスムースボア銃身との撃ち比べを実施していないため不明である。また、ライフリングへの鉛の付着が将来的にグルーピングにどれほど影響するかも不明である。使用の際は自己責任で

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